#7 Mordred

類のないデザイン

ARGOLFのパターシリーズの中でひときわ特徴的なヘッドデザインのパターがあります。そのパターの名前はMordred。
長いパターの歴史の中で数多くのパターが市場に出されてきましたが、ARGOLFのMordredは今まで見たこともない斬新なデザインであり、パターとしての機能も優れていることは専門 家ならひと目でわかるものです。
長 いパターの歴史の中で数多くのパターが市場に出されてきましたが、ARGOLFのMordred は今まで見たこともない斬新なデザインであり、パターとしての機能も優れていることは専門 家ならひと目 でわかるものです。

大 型のネオマレットタイプで左右対称のシメントリーな構図と空気の流れを感じさせるデザインは人 の目 を惹きつけ、思わず手 に取って試したくなる、そんなパターなのです。

Mordredはアーサー王伝説の中ではかなり重要な人物として取り上げられています。それはアーサー王が結婚前に母親が異なる姉である女性を、そのことを知らずに二人は関係を持ったのです。その二人の間に生 まれた子供がMordredで世間的には姉の子供、甥ということで育てられ、アーサー王の下で戦いに強い騎士としても名を馳せていました。

最期の戦い

そしてMordredはアーサー王が遠征に出た隙を狙ってクーデターを翻し、急いで帰国したアーサー王と激しい戦いとなったのです。
そして最後には自分もアーサー王の剣で命を落とすことになるのですが、アーサー王にも致命的な傷を与えたのです。
アーサー王は自分の命も残りわずかなことを知り、王の証である剣、エキスキャリバーを湖に返してアバロン島にわたり、一生を終えたとされています。
アーサー王は自分の命も残りわずかなことを知り、王の証である剣、エキスキャリバーを湖に返してアバロン島にわたり、一生を終えたとされています。

Mordredは英雄ではなく、アーサー王が陽なら、彼は闇の世界の王として存在していたイメージがあります。

私はこのパターにMordredと名付けた背景が知りたくて製作者のオリバーに聞いてみたところ次のような答えが返ってきました。

Mordredは英雄ではなく、アーサー王が陽なら、彼は闇の世界の王として存在していたイメージがあります。

私はこのパターにMordredと名付けた背景が知りたくて製作者のオリバーに聞いてみたところ次のような答えが返ってきました。

最初にアーサーモデルをデザインした後、次にARGOLFを代表するようなもの、それはMordredという名前をつけたものをデザインすることを決めていました。
イメージとしては強さ、速さに空力特性を加味するとステルス戦闘機、ルノーのF1マシーンがイメージとして浮かんできたのです。
それにMordredの肖像画を重ね合わせてスケッチ画をおこし、ヘッドの大きさ、ヘッド重量、重心位置などを割り出して最終のスペックを決めてCADでデザインをしたのです。私はパターという道具はパッティングというゲームを制する強力な武器であるべきと考えています。

それだけにデザインの中に美しさだけでなく必ず強さを感じさせる何かを込めたものにしたいのです。
ARGOLFのパターを持っていれば、難しい局面においても自信を持ってパッティングできる、そんなものを常にイメージしてデザインしています。

Mordredの強さを表す機能としては大型でヘッドの慣性モーメントは最大値を持ち、ヘッドカラーもマット仕上げで統一しました。

大型にするには7175ALアルミ合金素材が相応しく、フェイスには特許を取得した特殊なカッティングを施すことでソフトな打感だけでなくミスにも寛容で綺麗な安定した順回転を引き出します。

さて、ここまでお話しすればMordredに興味が湧くはずです。見方が変わると思います。
さぁ、手に取って球を転がしてみて下さい。
私の想いが伝わる瞬間です。